倹約生活を学ぶ

サイクル

20200210-20200216

市場

指数	ポイント	今週（%）
上海総合指数	2917.01	1.43
深セン成分指数	10916.31	2.87
創業板指	2069.22	2.65
ハンセン指数	27815.60	1.5
国企指数	1089.49	0.98
レッドチップ指数	4357.78	0.73
ダウ平均	29398.08	1.02
ナスダック	9731.18	2.21
S&P 500	3380.16	1.58

振り返り

今週、主要指数はさまざまな程度で上昇しました。上海、深セン、香港の勢いは、2020年2月3日の大幅下落後のバリュエーション修復によるものです。米国株の勢いは依然として景気回復によるものです。

先週の投資振り返り「疫病が完全に収束するまでは、元本を守ることが最も重要であり、盲目的にポジションを追加してはならない」では、以下のように提案しました：

短期的な大幅下落は、中長期的な緩やかな強気トレンドを変えるものではありません。すでに保有している株式やファンドを盲目的に売却すべきではありません。ポジションが軽い場合は、バイオ医薬品や誤って売られたハイテク株を適切に追加することができます。

今週のトレンドから見ると、ハイテク株は基本的に先週の判断を確認しましたが、バイオ医薬品の調整は予想よりも早く来ました。皆、疫病に対してかなり楽観的ですね😄。

イベント

今週注目すべき3つのことがあります：

最新の疫病統計によると、湖北省を除く全国の毎日の新規感染者数は12日連続で減少傾向を示しています。地方政府や企業の業務再開への意欲は強まっています。疫病が深刻でない一部の地域では、企業の半数以上が業務を再開しています。浙江省杭州市では、指定規模以上の約5万社が2回に分けて業務を再開しました。杭州市はまた、貴州、成都などから出稼ぎ労働者を杭州に連れ戻し、企業の業務再開を支援するために特別列車をチャーターしました。疫病の緩和と再開期待の実現に伴い、以前疫病の影響を大きく受けていたバイオ医薬品、オンライン教育、リモートワークは、一時的な調整が見られるかもしれません。
今週はビットコインに関するニュースが3つあります。第一に、ジャスティン・サンがバフェットと夕食を共にしたと発表しました。バフェットはブロックチェーンには大きな展望があると認めましたが、ビットコインがその価値を証明するには長い道のりが必要だと考えています。第二に、2月9日北京時間午前11時14分、ビットコイン価格が1万ドルの大台を突破し、多くの人々が再びビットコインを信じ始めました。第三に、チャーリー・マンガーはデイリー・ジャーナル2020年次総会で次のように述べました：彼はビットコインのようなものを嫌っており、本質的に反社会的なものを嫌っています。複数の要因により、大手マイニングマシン企業であるCanaan Technologyは最大82.86%上昇しました。
昨年12月中旬以降、新エネルギー車のベンチマークであるテスラは3倍近く上昇し、新エネルギー車産業チェーン全体の大幅な上昇を牽引しました。テスラは今週、高値圏での保ち合い期間に入りました。CATLも保ち合い期間に入り、上流のリーダーであるGanfeng Lithiumも今週の最後の2取引日でわずかに調整し始めました。

ポジション調整と理由

一、Ganfeng LithiumとCathay Smart Carの清算

1月、自動車会社からディーラーへの自動車販売台数は20%減の161万台となり、2012年1月以来最大の月間減少幅となりました。市場調査機関TrendForce傘下のTopology Research Instituteが火曜日に発表したレポートによると、COVID-19の流行が自動車産業の需給に深刻な打撃を与えたため、2020年第1四半期の中国の新車販売台数は前年同期比で25%以上減少すると予想されています。疫病は、すでに経済成長の鈍化と貿易摩擦に苦しんでいる世界最大の自動車市場である中国のメーカーとディーラーの窮状を悪化させました。

湖北省は中国の自動車産業の主要な中心地であり、年間生産量は中国全体の約10%を占めています。その中でも、武漢、十堰、襄陽は自動車工場の主要な所在地です。都市封鎖による完成車工場の生産能力への損害に加えて、自動車サプライチェーンの断絶と労働力不足の危機は中国全土および海外に広がっています。湖北省が発表した自動車製造企業数によると、1,000社以上あります。Valeo、Boschなどの自動車部品サプライヤーや、自動車用サンルーフメーカーのWebastoは武漢に生産拠点を持っています。自動車工場や関連部品工場は次々と業務再開を計画していますが、業務再開と生産能力の回復および正常な運営の間には差があります。業務再開の時期を決定することに比べて、再開の生産能力を把握することはより困難です。

Ganfeng Lithiumは新エネルギー産業チェーンにおける数少ない優良企業ですが、新エネルギー車産業は完全なチェーンです。上流のリチウム鉱石の輸入からエンドユーザーの購買力まで、すべてがマクロ経済と密接に関連しています。今回の疫病の発生は、すでに弱い自動車産業をさらに悪化させました。

さらに、張磊のHillhouse Capitalは第4四半期にテスラとNIOのポジションを清算しました。2つの論理があるかもしれません：1つはテスラやNIOよりも優れた投資対象があること、もう1つは新エネルギー車のリスクがすでに高いことです。

したがって、一時的にGanfeng Lithium（A株リターン+41.2%、H株リターン+12.23%）を清算し、Cathay Smart Carを注意深く観察します。

二、Grandshores Technologyの購入

最近、Grandshores Technologyは0.31香港ドルの安値を付け、約2年ぶりの安値を更新した後、ゆっくりとした反発傾向を示し始めました。先週のビットコイン市場の影響を受けて、1日で20%の上昇も見られ、注目に値します。Grandshores Technologyの実質的な支配者である姚勇傑は独自のビジョンを持ち、ネットワーキングが得意です。彼は2014年にCanaan Technologyに投資しました。数年のレイアウトを経て、Grandshores Technologyのブロックチェーン技術は利益を上げ始めています。さらに、Grandshores TechnologyはHanma Groupなどとも協力して産業用大麻に関与し、「ブロックチェーン+産業用大麻」のデュアルドライブビジネス開発モデルを形成しています。両方の側面も2020年に業績実現期に入ると予想されています。

0.375香港ドル付近で、Grandshores Technologyを購入しました。

三、ハイテク株のポジション追加を継続

私は電子情報産業に対して継続的に楽観的です。第一に、疫病の影響下で、オンライン教育とクラウドオフィスは必須のニーズとなり、関連企業の株価も繰り返し上昇しています。これは、シェアサイクルやタクシー配車アプリがお金を使ってユーザーを育成するのと同じ論理です。これによりユーザーの習慣の育成が加速し、コンテンツサービスプロバイダーの発展が上流の機器オペレーターや機器メーカーの発展を牽引します。さらに、昨年設立された2000億規模の国家集積回路産業投資基金（以下「大基金」）の第2フェーズは、半導体材料と機器への投資を強化します。したがって、純資産価値1.081でChangxin Electronics Quantization Hybrid（519929）を購入しました。

四、East Money転換社債の売却

East Money転換社債が上場され、売却されました（リターン+28.9%）。

ポジション

タイプ	コード	名称	現在の動向
株式	SZ002460	Ganfeng Lithium	清算
株式	HK01772	Ganfeng Lithium	清算
株式	HK01647	Grandshores Technology	新規エントリー
ファンド	F001790	Cathay Smart Car	保有
ファンド	F000404	E Fund Emerging Growth	保有
ファンド	F005911	Guangfa Double Engine Upgrade	保有
ファンド	F519778	BOCOM Data Economy New Power	保有
ファンド	F110026	E Fund ChiNext ETF Feeder A	保有
ファンド	F519929	Changxin Electronics Quantization Hybrid	新規エントリー
転換社債	SZ123041	East Money Convertible Bond	清算