米イラン衝突から広げて考える
サイクル
20200106-20200112
株式
今週も贛鋒リチウム(A+H)をホールド。テスラの中国製Model 3がラインオフ、Model Yラインも建設へ。工信部はNEV補助が7月で終了、その後新政策が出ると確認。米イラン緊張で、NEVがエネルギーリスクヘッジになると気づく投資家も。複数の好材料でNEVとリチウム電池は上昇基調。
中国リチウム企業の発言力強化とテスラ現地化で、贛鋒などは上昇継続の見込み。NEVサプライチェーンはAppleチェーン(GoerTek等)のような黄金の10年を迎えるかもしれない。引き続き贛鋒リチウム強気・ホールド。
ファンド
過去の強気はレバレッジ主導の「水牛」。今回は海外資金流入と国内バリュー回帰が兆し。2020年は小型牛、そして向こう10年で最悪の一年になる可能性も。
強気相場で超過収益を狙うには:①優秀なアクティブ運用者に任せる—長期実績で選ぶ。②上昇余地のある業種・テーマ指数を選び、保持。③強気下で最も活発なセクター(証券)を見つける。これに基づき、先週の「大相場の起点」で示したリバランスは完了。
転換社債
転換社債発行は規制当局の承認が必要で事実上の背書き、将来価値を高める。公募CBは門槛がなく最長20取引日で上場、認知度も低く当選率高い。強気に参加可。
12月17日に当選した国軒転債(128086)を1月9日の初日取引で売却し、33%プレミアム。
心得
- 金利はお金のコスト、リターンも同じ。大富豪が5元を拾う話:余额宝利回りなら毎日5万元預けて5元。10秒かがむのは巨大な無リスク収益。
- 米イランで金は乱高下、株も不安定。多くがエスカレートを恐れたが、中東地政学を少し知れば戦争はないと分かる。投資家の能力境界・思考境界が重要で、多くは日々の蓄積から—だから地道な学びが不可欠。
公開日: 2020年1月12日 · 更新日: 2025年12月4日